基板内蔵キャパシタ材料
FaradFlex™シリーズ

2枚の銅箔の間に薄く高容量の誘電体層を配置した
基板内蔵用シートキャパシタ材料

FaradFlex™シリーズは、誘電体フィラーを高密度で充填させた自社製の誘電体層を2枚の銅箔で挟んだ構造を持つシートキャパシタ材料です。
FaradFlex™を使用することで配線が不要になり、ノイズの低減に加え基板サイズの小型化やICへの電源供給を改善することが可能です。
FaradFlex™シリーズは、高速伝送基板やIT機器の小型マイクの信号ノイズ除去のために使用されており、信号の高速大容量化に伴い活用の場が広がっています。
FaradFlex™の構造
銅箔18~70μm、誘電体層3~25μm、銅箔18~70μm
従来の配線イメージ
従来の配線イメージ図
FaradFlex™を使用した配線イメージ
FaradFlex™を使用した配線イメージ図

ノイズ除去シミュレーション

チップキャパシタ
チップキャパシタのノイズ除去シミュレーショングラフ
FaradFlex™
FaradFlexのノイズ除去シミュレーショングラフ
条件:18層基板(7.5×9.5インチ)、板厚600µm、35µm銅箔、3.3V、1∼1000MHz(1MHzステップ)

技術と特徴

樹脂の自社開発
自社塗工可能
フィラー分散/充填技術
樹脂調合試験機
FF_技術特徴1
試験塗工設備
FF_技術特徴2
FaradFlex™断面電子顕微鏡写真
FF_技術特徴3

使用例

・高速伝送基板のノイズ除去用コンデンサ
・MEMSマイクのノイズ除去用コンデンサ
FF_使用例
高速伝送基板
FF_使用例1
スマートフォンやワイヤレスイヤホンのMEMSマイク

Contact Us

銅箔事業部について、もっと詳しく
銅箔事業部 技術ハンドブック!
こんなこと、できるかも?と思ったら、
お気軽にご相談ください